マネジメントの第一歩

ビジネスのヒントを綴っています

経済学・経済政策のチェックポイント(6)

経済学・経済政策のチェックポイント(6)

 

1  投資の限界効率とは何か

2  利子率と投資の関係を理解しているか

3  IS曲線が右下がりになる理由とは

4  IS曲線の上側、下側の領域は何か

5  IS曲線と限界消費性向、投資の利子率弾力性の関係とは

6  拡張的・緊縮的財政政策がIS曲線に与える影響とは

7  マネタリーベース、マネーサプライとは何か

8  貨幣乗数とは何か、どんな時に大きくなるのか

9  債券価格と利子率の関係とは

10 2つの貨幣需要とは何か

11 貨幣需要曲線が右下がりになる理由とは

12 LM曲線が右上がりになる理由とは

13 LM曲線の上側、下側の領域は何か

14 LM曲線と貨幣需要の利子率弾力性の関係とは

15 金融政策、物価の変化がLM曲線に与える影響とは

16 流動性のわなとLM曲線の関係とは

17 クラウディングアウトとは何か、どんな時に発生するのか

18 財政政策の効果と有効性を理解しているか

19 金融政策の効果と有効性を理解しているか

20 AD曲線が右下がりになる理由とは

21 拡張的な政策がAD曲線に与える影響とは

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

経済学・経済政策のチェックポイント(5)

経済学・経済政策のチェックポイント(5)

 

1  GDPとは何か

2  GDPとGNIの関係が理解できているか

3  支出面、分配面からみたGDPの計算式とは

4  GNIと市場価格表示・費用費用表示の国民所得との関係はどうなっているか

5  産業連関表が読めるか

6  ラスパイレス式とパーシェ式の違いとは

7  GDPデフレータの計算式とは

8   なぜインフレデフレが発生し、発生すると何が起きるのか

9  3つの採用系列とは

10 限界消費性向と何か

11 限界貯蓄性向とは何か

12 均衡国民所得の式とは何であり、グラフ上で示すことができるか

13 投資乗数政府支出乗数が何で、その効果とは何か

14 政府支出乗数租税乗数では、どちらの効果が大きいのか

15 均衡予算乗数の定理とは何か

16 総需要管理政策では何を行うのか

17 受給ギャップとは何か

18 インフレギャップデフレギャップをグラフ上で示せるか

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

経済学・経済政策のチェックポイント(4)

経済学・経済政策のチェックポイント(4)

 

1  独占市場の3つの特徴とは何か

2  独占企業における価格と限界収入の関係はどうなっているか

3  独占企業の利潤最大化条件とは何か

4  独占による死荷重がグラフ上で指摘できるか

5  3つの寡占モデルを見分けることができるか

6  ゲーム理論における戦略決定手順をマスターしているか

7  ナッシュ均衡囚人のジレンマはどんな関係にあるか

8   需要曲線が屈折することにより限界収入曲線に起きる変化とは

9  長期の独占的競争により何が生じるのか

10 外部不経済の供給はどうなるのか

11 外部性の死加重をグラフ上で指摘できるか

12 ピグーの効果をグラフ上で示せるか

13 コースの定理が成立する条件とは何か

14 公共財の性質とは

15 逆選択モラルハザードはいつ発生するのか

16 費用逓減産業とはどのような産業か

17 限界費用価格規制に必要な措置とは

18 平均費用価格規制の効果とは

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

経済学・経済政策のチェックポイント(3)

経済学・経済政策のチェックポイント(3)

 

1  期待効用リスクプレミアムが算出できるか

2  どんなときに供給曲線需要曲線がどのようにシフトするのか

3  ワルラス調整過程での安定・不安定が判断できるか

4  マーシャル調整過程での安定・不安定が判断できるか

5  消費者余剰が何であり、グラフで示せるか

6  生産者余剰が何であり、グラフで示せるか

7  課税による余剰の変化がグラフ上で指摘できるか

8   生産者と消費者の税負担をグラフ上で指摘できるか

9   政府の補助金による余剰の変化をグラフ上で指摘できるか

10 パレート効率的とはどのような状態か

11 比較優位を導くことができるか

12 どのような時に輸入が行えるのか

13 どのような時に輸出が行えるのか

14 関税による余剰の変化をグラフ上で指摘できるか

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

経済学・経済政策のチェックポイント(2)

経済学・経済政策のチェックポイント(2)

 

1  限界生産物とは何か

2  生産曲線上で低減と逓増の領域を区別することができるか

3  生産関数での利潤最大化条件とは何か

4  無差別曲線の2つの特徴とは何か

5  限界代替率とは何か

6  予算制約線はどんな時に、どのようにシフトするのか

7  無差別曲線と予算制約線から最適消費点が導けるか

8   上級財下級財が何であり、グラフから読み取れるか

9   需要の価格弾力性が大きい2つのパターンとは何か

10 代替財、補完財とは何か

11 代替効果とは何であり、グラフで示せるか

12 所得効果とは何であり、グラフで示せるか

13 所得効果から上級財、下級財、ギッフェン財が読み取れるか

14 等費用線等産出量曲線から費用最小化点が導けるか

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

経済学・経済政策のチェックポイント(1)

経済学・経済政策のチェックポイント(1)

1  可変費用固定費用を見分けることができるか

2  可変費用曲線上で低減と逓増の領域を区別することができるか

3  総費用線上で平均費用の最小点が指摘でき、平均費用曲線を導けるか

4  総費用線上で平均可変費用の最小点が指摘でき、平均可変費用曲線を導けるか

5  ACとAVCの位置関係が理解できているか

6  限界費用が何であり、グラフではどのように表すのか

7  MC、AC、AVCの位置関係が理解できているか

8   企業の利潤最大化条件とは何か

9   損益分岐点、操業停止点がグラフから読み取れるか

10 供給曲線とは何か

11 供給曲線の傾きと供給の価格弾力性の関係を理解しているか

12 従量税の効果をグラフで示せるか

13 従価税の効果をグラフで示せるか

 

赤字は特に重要な論点です。

青字は本試験までにマスターしておけば良いでしょう。

戦略実行を支える人材

戦略実行を支える人材

 

中小企業では所有と経営が一体化していることが多く、経営者と従業員の間に溝ができてしまうことも多いです。規模が小さければまだしも、ある程度の規模にまで成長してくると、経営者と従業員のつなぎ役や経営者の補佐役が必要になってきます。

2023年版中小企業白書では、「社内において経営者に続くナンバー2の立場にあり、会社経営を行う上での悩み事が相談できる等、経営者が厚い信頼を寄せる人材」を「右腕人材」、「経営者に近い立場にあり、高い専門性や事業推進力を持つ人材」を「変革人材」と定義し、経営者を支える人材について分析しています。

まずは右腕人材から見ていきましょう。

 

直近10年間における右腕人材の有無を確認したデータです。「いた」と答えた企業が65.6%となっています。一括りに中小企業といっても、多様な中小企業が存在するため、できれば右腕人材の有無と社歴や規模との関係も知りたいところです。

 

その右腕人材ですが、どのような経歴を持っているのでしょうか。

 

 

「社内で育成した右腕人材」が7.3.7%、「社外から確保した右腕人材」が26.3%となっています。社内で育成する期間、経営者と時間と空間を共有することが多いため、経営者にとって気心が知れた右腕にふさわしい人材になることが想定できます。

 

続いては右腕人材の有無別に見た、売上高増加率の水準です。

 

 

「いた」企業では35.0%の売上高増加率ですが、「いなかった」企業では32.0%に留まっています。右腕人材の存在は売上高の増加に貢献しているようです。

ではそのような右腕人材は、どのようは知識・スキルを持っているのでしょうか。

 

右腕人材の経歴別に、右腕人材の知識・スキルを見ると、「内部で育成した右腕人材」は「営業」に関する知識・スキルを持っている傾向があります。また、「外部から確保した右腕人材」については、「経営企画」、「経理・財務」、「総務」といった、管理系の知識・スキルを持っている傾向があります。

 

社内で育成した右腕人材が多いことは確認できました。

その育成においての取組に関して、調査したのが次のデータです。

 

 

「意識的な権限委譲」が50.6%と最も多く、次いで「経営陣との接点の増加」が49.0%となっています。権限委譲することで業務において意思決定する機会を経験させ、接点を増加させることで経営陣との意思疎通を図る。

何も特別なことではなく人を育てていく手段の一つにすぎませんが、経営者がワンマンでいる限り、右腕人材は育たないことが推測できます。

 

(図表は2023年版中小企業白書より引用)