マネジメントの第一歩

ビジネスのヒントを綴っています

経営法務チェックポイント(6)

経営法務のチェックポイント(6) 1 部分意匠制度はどどんな制度か 2 組物意匠制度とはどんな制度か 3 関連意匠制度とはどんな制度か 4 秘密意匠制度とはどんな制度か 5 防護標章登録制度とはどのような制度か 6 団体商標制度とはどのような制度か 7 地域団…

経営法務のチェックポイント(5)

経営法務のチェックポイント(5) 1 発明とは何か 2 特許とは何か 3 特許を受ける権利とは何か 4 新規性喪失の例外とは何か 5 審査請求とはどのような制度か 6 出願公開とはどのような制度か 7 特許料はどうやって納めるのか 8 国内優先権とはどのような制度…

経営法務のチェックポイント(4)

経営法務のチェックポイント(4) 1 役員等の責任免除の方法とは 2 株主代表訴訟はどうやって行うのか 3 持分会社の社員の責任とは何であり、どうやって持分を譲渡するのか 4 監査役を必ず置かなければならない会社は何か 5 監査役会は誰が構成しているのか …

経営法務のチェックポイント(3)

経営法務のチェックポイント(3) 1 指名委員会等設置会社の機関設計はどうなっているか 2 指名委員会等設置会社の3委員会とは何であり、誰が構成してるのか 3 指名委員会等設置会社と監査等委員会設置会社の違いは何か 4 監査役を必ず置かなければならない…

経営法務のチェックポイント(2)

経営法務のチェックポイント(2) 1 法定廷担保物権とは何か 2 質権、抵当権、譲渡担保の違いは何か 3 相続における限定承認に必要な手続きとは何か 4 どんな時に誰が相続人になるのか 5 法定相続分が理解できているか 6 遺産分割の手続きと分割までの財産…

経営法務のチェックポイント(1)

経営法務のチェックポイント(1) 1 2種類の錯誤とその処理の方法は何か 2 消費貸借、使用貸借、賃貸借の違いは 3 消費貸借が諾成契約になる場合とは 4 どんな時に相殺できるのか 5 保証は誰と誰の契約であり、成立には何が必要か 6 連帯保証の特徴とは何か…

経済学・経済政策のチェックポイント(7)

経済学・経済政策のチェックポイント(7) 1 実質賃金率と物価の関係とは 2 実質賃金率と労働供給、労働需要の関係とは 3 非自発的失業とは何か 4 古典派における労働市場の均衡とは 5 ケインズ派における労働市場の均衡とは 6 古典派におけるAS曲線の形状…

経済学・経済政策のチェックポイント(6)

経済学・経済政策のチェックポイント(6) 1 投資の限界効率とは何か 2 利子率と投資の関係を理解しているか 3 IS曲線が右下がりになる理由とは 4 IS曲線の上側、下側の領域は何か 5 IS曲線と限界消費性向、投資の利子率弾力性の関係とは 6 拡張的・緊縮的…

経済学・経済政策のチェックポイント(5)

経済学・経済政策のチェックポイント(5) 1 GDPとは何か 2 GDPとGNIの関係が理解できているか 3 支出面、分配面からみたGDPの計算式とは 4 GNIと市場価格表示・費用費用表示の国民所得との関係はどうなっているか 5 産業連関表が読めるか 6 …

経済学・経済政策のチェックポイント(4)

経済学・経済政策のチェックポイント(4) 1 独占市場の3つの特徴とは何か 2 独占企業における価格と限界収入の関係はどうなっているか 3 独占企業の利潤最大化条件とは何か 4 独占による死荷重がグラフ上で指摘できるか 5 3つの寡占モデルを見分けることが…

経済学・経済政策のチェックポイント(3)

経済学・経済政策のチェックポイント(3) 1 期待効用とリスクプレミアムが算出できるか 2 どんなときに供給曲線と需要曲線がどのようにシフトするのか 3 ワルラス調整過程での安定・不安定が判断できるか 4 マーシャル調整過程での安定・不安定が判断できる…

経済学・経済政策のチェックポイント(2)

経済学・経済政策のチェックポイント(2) 1 限界生産物とは何か 2 生産曲線上で低減と逓増の領域を区別することができるか 3 生産関数での利潤最大化条件とは何か 4 無差別曲線の2つの特徴とは何か 5 限界代替率とは何か 6 予算制約線はどんな時に、どのよ…

経済学・経済政策のチェックポイント(1)

経済学・経済政策のチェックポイント(1) 1 可変費用と固定費用を見分けることができるか 2 可変費用曲線上で低減と逓増の領域を区別することができるか 3 総費用線上で平均費用の最小点が指摘でき、平均費用曲線を導けるか 4 総費用線上で平均可変費用の最…

戦略実行を支える人材

戦略実行を支える人材 中小企業では所有と経営が一体化していることが多く、経営者と従業員の間に溝ができてしまうことも多いです。規模が小さければまだしも、ある程度の規模にまで成長してくると、経営者と従業員のつなぎ役や経営者の補佐役が必要になって…

中小企業の人材戦略

中小企業の人材戦略 環境変化をとらえた経営戦略と戦略実行を牽引する経営者がいても、企業が成長できるわけではありません。実際に戦略を実行する人材がいてこそ、企業は成長できるのです。 そのためには経営戦略と人材戦略が連動していることが不可欠とな…

成長企業の経営者のリスキング

成長企業の経営者とリスキング 2022年版中小企業白書では、経営者が学習時間を意図的に確保している企業の方が、売上高増加率の水準が高い傾向にあることや、経営者が学習した内容を経営や業務で実践することの重要性を指摘していました。 その上で近年進む…

成長企業の経営者

成長企業の経営者 中小企業では所有と経営が一致していることが一般的です。そこから2023年版中小企業白書では、企業の成長には経営者の成長意欲やスキルの有無が戦略の構想と実行に大きな影響を与えるとし、経営者に焦点を当ています。 成長企業においては…

成長企業の新規事業創出

成長企業の新事業創出 経営戦略の類型を分類したモデルとしてイゴール・アンゾフの「成長ベクトル」が有名です。「成長ベクトル」では市場を既存の市場と新規の市場に分け、自社の製品・商品・サービスを既存と新規に分けて「市場浸透戦略」、「新商品開発戦…

成長企業の経営資源の分析

成長企業の経営資源の分析 前回に続いて戦略策定における分析の詳細です。ターゲット市場に関して確認致しましたので、今回は自社の経営資源に関して分析の詳細を見ていきます。 まず経営戦略を実行した際の経営資源の強みがどのようなものであったのか、の…

成長企業のターゲット市場

成長企業のターゲット市場 経営戦略策定の起点として、ターゲット市場と自社の経営分析が多いことは先のデータで確認しました。 では、実際にどのような分析を行って経営戦略を策定しているのでしょうか。 まずはターゲット市場に関して、その分析の詳細を見…

成長企業の経営戦略

成長企業の経営戦略 日本経済や地域の発展のためには、日本の企業の99.7%を占める中小企業の成長が不可欠です。感染症の流行や円安などの環境変化が発生しているにも関わらず、成長している中小企業は存在します。2023年版中小企業白書では、2020年~2021年…

コア技術への理解

コア技術への理解 イノベーション活動は、自社の強みを軸に進められることが多いでしょう。 そのためには、まず自社のコア技術を認識する必要があります。 自社のコア技術の認識状況別にイノベーションの事業化状況を見ますと、「自社のコア技術の強みを認識…

中小企業のイノベーション

中小企業のイノベーション 2023年版の中小企業白書では、中小企業がイノベーションに取り組む姿を紹介しています。イノベーションには様々な形態がありますが、典型的なのは研究開発活動でしょう。 まずは企業規模別、業種別に見た研究開発費と売上高比研究…

生産性の現況

生産性の現況 前回では労働者の賃金に関して見てきました。 では企業としての生産性はどのような状況なのでしょうか。 上のグラフは、企業規模及び製造業と非製造業で一人当たりの付加価値額を見たのものです。本来、労働生産性は付加価値額を「労働者数×労…

賃金の現況

賃金の現況 人材確保の手段として「給与水準の引き上げ」が63.6%でした。 では中小企業全体での所定内給与額の推移はどうなっているのでしょうか。 大企業も中小企業も2019年頃から横ばいの状態です。直近の値では、大企業で301,763円、中小企業で256,578円…

企業間取引・価格転嫁の現況

企業間取引・価格転嫁の現況 先に原材料や資源価格の高騰が中小企業に与える影響を見ました。 ここではそのような製造原価を押し上げる要因が、企業間の取引において価格に転嫁されているのかを確認致します。 交易条件指数とは、販売価格DIから仕入価格D…

中小企業・小規模事業者のグリーン分野への投資

中小企業・小規模事業者のグリーン分野への投資 前回は、中小企業・小規模事業者におけるカーボンニュートラルへ取組む意識を見てきました。 今回は実際の投資行動について見ていきます。 2020年と2022年のグリーン分野への投資意欲を調べたデータですが、「…

中小企業・小規模事業者のカーボンニュートラル

中小企業・小規模事業者のカーボンニュートラル 2023年2月10日に「GX実現に向けた基本方針」が、閣議決定されました。 GXとは、Green Ttansformation(グリーントランスフォーメーション)の略です。化石燃料から温室効果ガスを発生させないクリーンエネルギ…

感染症流行を踏まえた事業再構築

感染症流行を踏まえた事業再構築 2020年からの感染症の流行は、中小企業・小規模企業の経営に大きな影響を与え、新たな事業展開を始める企業が増加しています。その現状を確認いたしましょう。 上記は、2020年から2022年までの3年間の感染症流行に対応する…

感染症の流行と新たな取り組み

感染症の流行と新たな取り組み 2023年版の中小企業白書では、感染症の流行による中小企業の業績への影響をデータを紹介しています。2020年の感染症の流行初期から、2022年に至るまでの売上高と経常利益の変化を見てみましょう。 売上高に関しては、2020年の1…