マネジメントの第一歩

ビジネスのヒントを綴っています

仕事をゲームのように楽しむ WNGF

仕事をゲームのように楽しむ WNGF

1 勝てる(Winnable)

2 斬新である(Novel)

3 目標(Goals)

4   フィードバック(Feedback)

 

 ゲームは楽しい、でも仕事はつらい。つらい仕事をゲームのように楽しむとはできないのか。

その答えがWNGFです。WNGFは面白いゲームに共通する4つの要素「勝てる(Winnable)」「斬新である(Novel)」「目標(Goals)」「フィードバック(Feedback)」の頭文字です。仕事にこの4つの要素を持たせることができれば、ゲームのように仕事を楽しむことができるようになります。

 

面白いゲームはプレイヤーが勝てるようになっています。全然勝てないゲームでは、誰もプレイを続けようとしません。そこで、自分が主人公となって勝利を実感できるように仕事を設計します。

 

毎日同じ敵やステージでは、すぐに飽きてしまいゲームを続けることができません。仕事でも毎日同じことの繰り返しでは、マンネリ化してしまいます。人は新しい刺激を求めています。面白いゲームは、主人公の成長に伴ってより強い敵が現れる。戦うステージが進んで行く。

仕事でも経験を積み、能力が上がるに従い困難度が増していくように設計します。

 

ゲームには達成すべき目標があります。ゴールが決められているのです。仕事でも目標を設定すればこそ、うまくいかないときにはその対処法を考えることができます。あまりに困難な目標ではなく、実現可能な目標を設定する必要があります。

 

ゲームが進むにつれて、経験値や能力がレベルアップします。使える技やツールが増えると、自分の成長を実感できます。仕事でも上司や同僚から成果を認められると、モチベーションが向上します。互いの成果を認め合う環境を職場につくりましょう。

 

ゲームの要素を他の分野に応用することを、ゲーミフィケーションと言います。

ゲームのように、ワクワクしながら仕事をしてみませんか。